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伝統ある水力発電事業のパイオニア
当社は、大正12年10月に富山県の黒部川水系において創立され、今日に至るまでの80有余年にわたり幾多の変遷を経ていますが、昭和20年に公布された「証券保有制限令」の適用を受けて、昭和28年に会社が三分割されたことが特筆されます。
富山県の黒部川水系にあった発電設備は北陸電力株式会社に、新潟県の海川水系にあった発電設備は電気化学工業株式会社に分割され、当社は新潟県の姫川水系に姫川第六発電所のみを保有する会社となりました。
当時の記録によると社名変更も検討されていますが、関係者の社名への愛着から事業拠点は富山県から新潟県に移っても「黒部川電力株式会社」の社名を残したものと推察されます。
その後、姫川水系に3発電所、早川水系に1発電所を建設し、最大出力66,700kWとなり、年間3億kWhを超える電力を、北陸電力株式会社と電気化学工業株式会社に均等に送電しています。
また、昭和56年に子会社として黒電興業株式会社を設立し、温泉事業部にそれまで当社の保養所であった笹倉温泉の経営を譲渡し、平成2年からはMC事業部に当社の水路部門の保全業務を委託するとともに電気化学工業株式会社から水力部門の保全業務を受託して業容の拡大をはかっています。
当社は、その足跡に見るように創業から一貫して自然循環型クリ−ンエネルギ−の水力発電に取り組んできたわが国で最も歴史の古い会社であることを誇りとし、地球規模の環境保全が喫緊の課題となっている状況の中で、CO2を排出しない水力発電事業をより積極的に推進して次代に引き継いでいくことが使命であると考えています。
当社は、「人間性の尊重、経済合理性の追求、地域社会との共存」を理念として事業運営にあたっていますが、効率化と活性化をはかりながら経営基盤の強化に努め、電気の卸供給事業者としての責務を果たして参ります。
代表取締役社長 小林 俊彦
■平成20年度 経営重点目標
- 電力安定供給へ向けた設備保全と運営の効率化
- 技術・技能の継承と技術力の向上
- 業務効率化の追求とコストダウンの徹底
- 黒部川電力・黒電興業の企業体質の強化
- 安全確保と健康保持増進
- 地球温暖化防止
- コンプライアンスの徹底
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